HiQシステム　西本爺爺の今日の言葉

【No360 IAマップと仕事力】

「54　不確実性耐性」不確実性耐性とは何か ①

全人智慧は不確実性耐性を次のように定義しています。

先が見えにくく、複雑化、不確実さが増す社会で、目標達成のために、諦めることなく、耐えていく能力。

時代背景は間違いなく複雑になって行きます。

そのような面倒な時代にあっても、企業は生き残らなければなりません。

商品であれサービスであれ、顧客の選択肢は広がるし、ライバルの活動も速く複雑になっているし、労働マーケットも流動しています。

そのように、不確実な事象（不確実性）に囲まれている経営環境の中で生き残っていくためには、社長をはじめ、全社員が不確実性に対して耐性を備えていることが望ましいですね。

残念ながら、誰もが優れた不確実性耐性を備えているとは限りません。個人差があります。

経営は、社員の先天的な不確実性耐性を分析し、理解しておくことが必要です。

ただし、優れた不確実性耐性を備えているからと言って、有為な人材に過度な忍耐を求めたり、社員を消耗品扱いにしてはなりません。

企業は、社員に思いやりと感謝の気持ちを持って付き合わなければなりません。社員の健康管理に費用と時間を割くべきです。

この費用は健全な企業成長に必要なコストです。

不確実性に対する耐性を備えた人とは、どのような能力を持っているのでしょうか。

先天特質から解いていきましょう。

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